狂騒曲の結末

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2016.9.24 投稿の『狂騒曲の行く末』に書いた4回転ループの『初』認定が決着しました。

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オータムクラシックの男子SP前日、ISUがクラスノジョンの4回転ループを『初成功』とは認定しない旨を公表しました。
このことを『認定が取り消された』と言う人たちがいます。これは間違いで、プロトコルが訂正されるわけではありません。クラスノジョンは4回転ループを回りきって着氷しました。が、その着氷がクリーンではないから、『成功とは見なしません』ということです。
成功となるのは、GOEは関係なく、着氷した足から重心の移動がないこと、らしいです。つまり、オーバーターンはOKでステップアウトやお手つきはNGとなります。
クラスノジョンは手をついてステップアウトをしているので認められなかったということです。

さらに、連盟からのお達しは特定の誰かを指名しているわけではなく、『クリーンに跳んだ人を初成功とします』でした。
この時点で、時差の関係上、オータムクラシック(ACI)SP→オンドレイ・ネピラのフリー→ジュニアグランプリ第6戦のフリー→ACIのフリーの順でチャンスがありました。

そして、その最初、オータムクラシックのSPで羽生結弦が綺麗に跳びましだ。その日のうちに、連盟の公式Twitterが祝福のメッセージを上げていましたが、今日公式サイトでアナウンスされました。

Yuzuru Hanyu (JPN) performs first clean quad loop in competition

レフェリーがクリーンなジャンプであることを認め、テクニカル・コントローラーとスペシャリストが回りきっていることを認めました。認定した人の氏名も公表しています。
これが正式な記録となります。

残る大技は今のところ、4回転アクセルです。いつか誰かが挑戦し始めた時、今回のことを忘れて、きっとまた似たような騒ぎが起きるだろうなと思います(^^;)

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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