最終滑走の宮原がただ一人７０点台をたたき出して、首位に立ちました。宮原の安定感は本当にすごいです。
本郷はジャンプ構成を落として完成度を上げる作戦が功を奏しました。全てのジャンプをクリーンに跳んで、キダムの世界を存分に魅せてくれました。
一方、同じようにジャンプ構成を落として確実性を狙った浅田は、試みが成功したとは言えませんでした。最後の３回転ループは綺麗に決めましたが、その他の２つのジャンプでミスをして５位スタートという結果になりました。６分間練習の前にリンクサイドに現れた時から、さえない表情をしていましたがそのまま演技に出てしまった感じです。もしかすると心が折れかかっているのかも・・・。フリーで完璧な演技をすれば逆転優勝も可能とは思いますが、それだけの強い気持ちを持てるようには見えません。
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