プロトコル → http://www.isuresults.com/results/wc2015/wc2015_Men_SP_Scores.pdf
羽生がその強さを見せつけました。
冒頭の4回転でバランスを崩して両手をついてしまうも、それ以降が圧巻でした。鉄板のトリプルアクセルで当然のようにがっつり稼いで、今季1度も成功していない3回転ルッツ-3回転トーループのコンビネーションを加点付きで決めてみせました。さらにスピン、ステップは全てレベル4です。これでシーズンベストの95点をたたき出しました。
ミスのない演技をしたフェルナンデスを3点弱上回りましたが、スピンとステップの差が効きました。
デニス・テンは4回転を転倒してしまいましたが、音楽が途中からかかるというアクシデントが影響したと思います。それでも崩れずまとめたのはさすがです。
1、2位が僅差で、ちょっと離れて3位以下が団子というソチの様な状態になりました。
団子の一員になるかと思われた最終滑走のコフトゥンは2つのジャンプが抜けてノーバリュー。せっかく4回転サルコウ-3回転のコンビネーションを決めたのに16位と沈んでしまいました。本当にジャンプの抜けは致命的です。
そして、小塚はコンビネーションで転倒、無良はトリプルアクセルがシングルになるという痛恨のミスをして、19位、23位と豪快に出遅れてしまいました。ただ、小塚は12位との差が5点弱、10位とも7点無いのでフリーでの挽回は可能です。無良は小塚より厳しいとはいえ、シーズンベストを出すことが出来れば、可能性はあると思います。フリーの滑走順が小塚1番、無良2番というのが気になるところですが、是非とも奮起して貰いたいです。
・・・無良から3人連続で『オペラ座』が続くけど、放送はされないでしょうね(^^;)
羽生の滑走順は21番です。オリンピックも去年の世界選手権も勝った縁起の良い順番です。フェルナンデスが22番なので、またひとりぼっちキスクラになるでしょうけど(^^;)