女子フリー -記憶に残る演技-

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浅田真央にとても良いものを見せてもらいました。
SPで心身ともに本当に追い込まれていたでしょう。そのまま心が折れてしまっても仕方ない、と思えるほど昨日は憔悴していました。
それが一転しての超絶演技。
逆にプレッシャーから解放されたようです。
トリプルアクセルに始まって、6種類8回のトリプルジャンプを決めました。スピンもステップも乱れは少しもありません。本当に凄い演技でパーソナルベストを大きく更新する142.71。でも点数を見た時に『低い』と思ってしまいました。技術点では無くて演技構成点の方で・・・。と思っていたら、アンダーローテやらロングエッジやらで技術点も地味に削られていました(^^;) 演技構成点は多分第2グループというのが影響していたのかもしれません。
それでも一気に順位を上げて、最終的には6位入賞。メダルには届きませんでしたが、後々まで語り継がれるような『伝説』の演技だったと思います。

そして、浅田が驚異の点数をたたき出したことで、最終グループの得点がインフレを起こしました(^^;)
それでもコストナーまでは納得出来たのですが、ソトニコワとキム・ヨナは・・・。
ソトニコワは確かに勢いのある演技をしていました。ジャンプが1つ着氷が乱れただけでしたけど、149は『盛ったな』と思いました。地元ですしね。
キム・ヨナはノーミスでしたが、元々の構成が少し弱いです。
どういうことになるかと思いましたが・・・。
結果はソトニコワが逆転して、ロシアの悲願を達成しました。キム・ヨナが銀。コストナーが銅。
・・・この3人の中ではコストナーの演技が一番良かったと思います(^^;)

日本勢は鈴木がSPの順位を守って8位入賞しました。村上は12位まで順位を上げました。
二人ともミスはあったけど、良い演技でした。

改めて思ったことは、女子シングルの選手たちは心が強いです。これは日本に限らず、世界的に言えることのようです(^^;)
男子の自爆大会とは一転、パーソナルベスト更新連発のしびれるような戦いでした。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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