今日もロシア勢は凄かったです。
それ以上にロシアを応援する観客が凄かったです。その歓声はロシア選手の次に滑る選手に大きなプレッシャーとなってのし掛かります。
アイスダンスでは、ヴァーチュー・モイヤー組が珍しいミスをしました。
女子シングルでは、浅田真央がトリプルアクセルをアンダーローテでは無くダウングレードになった上に転倒して、今季ワースト得点に沈みました。それでも3位に踏みとどまったことはさすがです。
リード姉弟がランキング通りの順位をキープしたことも効いて、日本は4位でフリーに進むことが出来ました。
しかし、続いて行われたペアのフリーで5位に落ちました。これは仕方が無いです。高橋・木原組は転倒無く滑りきりましたが、他の4ヶ国の代表とは地力の差がありすぎるのは分かりきったことです。実際4位のチームとの差ですら30点以上付けられています。
金メダルはこのままロシアが獲得することになるかと思います。そしてよほどの事が無い限りカナダが銀でしょう。
銅メダルを残り3チームで争い事になるわけですが・・・。
日本は現在の所3位アメリカとの差は4ポイントです。一見するとまだメダルの可能性があるように思えます。
しかし、ペア同様アイスダンスで順位を上げることははっきり言って奇跡に近いです。それどころか、アメリカにSP同様デーヴィス・ホワイト組を出されたらさらに4ポイントの差が付きます。
合計8ポイントの差は、男女シングルで共に日本1位、アメリカ5位で並ぶだけです。追い越すことは出来ません。
いずれにせよシングルで1位を取るのが必須になる訳ですが・・・。男子は最終滑走で、直前がプルシェンコという厳しい位置ですし(^^;)
結局4位になれれば御の字かと思います。