全日本選手権 女子フリー

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宮原のクリーンな演技が口火を切った最終グループは、今日も素晴らしい演技が続出しました。
残念ながらその波に乗ることが出来なかったのが、安藤と浅田の世界選手権を取ったことのある2人だというのが何ともいえません・・・。
安藤はここまで良く仕上げてきたとは思いますが、やはりフリーだと最後まで持たせようとする分、全体的な勢いが無かったです。決めたジャンプは綺麗でしたが、スピンやステップはかなり苦しい感じでした。
浅田は最初のトリプルアクセルが両足になったことはまだいいです。次がシングルになって、手をついてしまったのが痛かったです。後半のコンビネーションジャンプもひとつミスがあり、まさかの3位転落となりました。こんな結末は思ってもみなかったです。

優勝を飾ったのは、鈴木明子。元々浅田とは3点ほどの差しか無かったところに、ミスの無い演技をすれば順位がひっくり返るのも当然かと思います。鳥肌ものの凄い演技でした。・・・ただ、点数はやや出過ぎな気がしないでもないです(^^;)

村上も凄かったです。昨日のSPで取り戻した自信をそのまま今日に活かしました。演技後の満面の笑みと最高のどや顔が全てを物語っていました。
ファイナルを制して代表が確実視されていたものと選考基準を満たしていただけのもの。『何が何でもソチ行きの切符を取る』という気迫を持って臨んだもの達の底力と意地を見ました。

それにしても、今年の大会は男女とも壮絶なものでした。まさに世界一過酷な代表選考会だったと思います。

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スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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