女の戦いは壮絶でかつ華麗でした。
有力候補達が皆ミスがないどころか会心の演技を連発してくるとは思わなかったです。やはり女は強いです(^^;)
安藤は、3回転-3回転のコンビネーションジャンプをはじめとして全てのジャンプを成功させました。短い間にこれだけ仕上げてきたのは、本当に見事だと思います。
浅田はトリプルアクセルを片足着氷しましたけど、残念ながらまたも回転不足でした。それ以外は安心してみていられるというか、余裕のある演技でした。
村上は直前にプログラムを変更する大博打に勝ちました。しかも、ただ戻すのでは無く、構成を変更して点を上澄み出来るようにしていました。そしてそのプログラムを見事に演じきりました。凄い気迫を感じる素晴らしい演技でした。
鈴木も会心の演技で初めて70点台の点数をたたき出しました。
前のグループで滑った宮原もミスの無いベストの演技をしましたが、振り返ってみればやはり幼さは気になってしまいます。小気味は良いのですが・・・。色々な修羅場をくぐってきた女性達の覚悟を決めた演技の前では、若干見劣りしてしまうのは否めません。
ただ、1位の浅田から5位の安藤まで10点以内に収まっています。6位の今井も13点ありません。フリーでどう転ぶか全く分からないです。SP同様の良い演技が揃って欲しいです。
余計なVTRを少なくして、演技を中心に見せてくれたのは良いと思いますが、最終グループが4人しかいなかったかのような演出はいかがなものかと思います(^^;)