北京五輪男子SP

当ページのリンクには広告が含まれています。

後半はパーソナルベスト、シーズンベストを更新する選手が続出しました。
そんな中で羽生が4回転サルコウが抜けてしまうというアクシデントがありました。
リンクに空いた穴に引っかかってしまったのです。だからミスではなく、アクシデントです。
プロトコル上は同じですが……。

ただ、跳び損ねたサルコウ以外は、素晴らしい出来でした。よく気持ちを切らさずに、あの難プログラムを滑りきったと思います。
4回転1本抜けた状態で95点を出すのは、普通の選手に出来ることではありません。
というか、はっきり言って低いです。
本人は『よく出た』ようなことを言っていましたが、そんな事はないです。
GOEも演技構成点も渋いです。トリプルアクセルは確かに普段の羽生と比べたら劣る出来ではありましたが、それでももっと加点があってもおかしくない出来でした。

ジャンプが抜けてしまったのとお手つきのどちらが、『プログラムの流れを止める』シリアスなエラーでしょうか。
点数を見る限り、お手つきはシリアスエラーでは無いようです。

また、ジャンプを揃えただけでクロスが多いプログラムが、殆ど入っていない羽生より高いトランジション(繋ぎ)の点数が付くのはビックリものです。
羽生以降の選手には、本当に気前よく点数が出ていました。

他の競技でも不可解な判定が出ていますが、日本スケート連盟はこの採点について何も言わないでしょう。
羽生以外の2選手は、恩恵を受けた側ですから……。

羽生は8位スタートとなりましたが、順位よりも点差が重要です。
トップとは約18点、2位と約13点、3位と約10点。
全日本選手権の点数を出せば、メダル圏内に自力で入れます。
さらに4回転アクセルの成功と構成を上げた分を上積みすれば、相手の状況次第では金メダルもありえます。
驚異の追い上げを信じます。

トップ3は確かにジャンプは確かに揃えて、パーソナルベストを更新しました。
でももう一度見たいかと聞かれれば、ノーです。
NHKの動画再生数の差もそれを物語っていると思います。

プロトコル → https://results.isu.org/results/season2122/owg2022/FSKMSINGLES———–QUAL000100–_JudgesDetailsperSkater.pdf

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

目次