高橋は、URを2つ取られて出遅れ、羽生は転倒とコンビネーションジャンプが単独ジャンプになってしまって、豪快に出遅れました。
特に今季はSPが好調だった羽生の崩れっぷりにビックリしたのですが、どうやら膝を故障しているらしいです。
無良も4回転が1回転になってしまうミスをして点数が伸びませんでした。
高橋、羽生、さらにはフェルナンデスと優勝候補に挙げられた選手達がミスをして沈む中、チャンがミスのない演技でトップに立ちました。4回転-3回転のコンビネーションジャンプも決めているし、カナダ開催でもあるしで、羽生が持っていた世界最高得点をアッサリ更新しました。むしろ100点超えなかったのが不思議なくらいです(^^;)
高橋とは約14点、羽生は約22点、フェルナンデスは約18点と大きく差をつけました。よほどのことが無い限り、3連覇ということになると思います。
2位には、逆の意味で驚いたデニス・テン。思わずガッツポーズも出た演技は本当に素晴らしかったです。
3位はレイノルズ。フリーで四大陸選手権同様の演技が出来れば、カナダ勢の1、2フィニッシュもあるかもしれません。
日本勢は、高橋4位、羽生9位、無良11位。上位2人の順位を足すと13。五輪の出場枠を3にするには、もう1つも落とせない崖っぷちスタートとなってしまいました。
がむしゃらに勝負を仕掛けるのではなく、4年前に小塚がやったように『枠を確保するため』の戦いに切り替えることもしても良いと思います。