羽生が4度目の出場で初優勝しました。男子としては初となるスーパースラムを達成しました。
とはいえフリーは内容的にも点数的にも満足なものではなかったです。しかし、曲を変える事を決めたのが年明けでそこから編曲し直して、通しが出来るようになったのは2週間前だそうですから、むしろパーフェクトに出来なくて当たり前だと思います。
ルール改正で減った分の30秒を削るのに助走を減らすというのがすごいです。こういう発想になる事自体がすごいです。
特に4回転サルコウを跳んでからトリプルアクセル、トリプルフリップと20秒程で2つのジャンプを跳びます。超絶技巧だと思います。同じ事が出来る人はおそらくいません。1つずつ回転を下げればエテリ組のお嬢さん方あたりができそうではありますが・・・。
今回明らかになった新生SEIMEIが世界選手権でどれだけ進化を遂げるのか楽しみです。
そして最後のトリプルアクセルでステップアウトしただけのほぼ完璧な出来だった鍵山が自己ベストを大きく更新して、銅メダルを獲得しました。大会史上2番目に若いメダリストとなりました。若干点の出方が気前よすぎと思いますが、世界ジュニアに向けていい弾みになりました。
友野も順位こそSPのままでしたが、自己ベストは更新しました。代打出場の際に必ず結果を出すのはすごい事です。が、代打の立場にならないようにしないと(^^;)