男子SP
プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamMen_SP_M_Scores.pdf
オリンピックということでマモノさんが大ハッスルしました。
特に先陣を切った男子は軒並みマモノの餌食になりました。
100点俱楽部の会員が4人も出場しながら、実際に超えたのは1人だけです。2位は非会員の88点とグランプリシリーズでもあまりない自爆大会になりました。
特にメダルの色を決めるだけと目されている3ヶ国がとんでもないことに。
パトリック・チャンは4回転トウループとトリプルアクセルで転倒し、リカバリしたコンビネーションジャンプのセカンドがダブルになりました。要するにジャンプを全てミスしたのですが、これでも3人の中ではいちばんマシです(^^;)
ネイサン・チェンはコンビネーションジャンプのセカンドがダブルになり、4回転トウループはダブルに抜けてノーバリュー、トリプルアクセルが転倒です。
コリヤダは4回転を2本とも転倒、コンビネーションなし、トリプルアクセルはシングルになってノーバリューとなりました。
これで点数を出せというのが無理というものです。
その反動か、最終滑走で見た目の大きなミスは4回転フリップのお手つきだけに止めた演技に103点と大盤振る舞いしました。両足着氷の回転不足に見えましたけど、基礎点のお咎めはなかったです。
団体は順位点のみが採用されるルールではありますが、気前が良すぎます。
軒並みマモノに捕まった中、パーソナルベストを更新し2位につけたビチェンコと第1滑走でシーズンベストを更新したチャ・ジュンファンはお見事でした。特にビチェンコのジャンプは美しかったです。
ペアSP
プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamPairs_SP_P_Scores.pdf
男子ほどではないが、ミスが多かったです。
そんな中で須崎・木原組は細かい取りこぼしがあったものの、パーソナルベストを更新しました。
そしてOAR(ロシア)のタラソワ・モロゾフ組。このペアが最終滑走で本当に良かったです。
1日目に演じられた20のプログラムでただひとつ、GOEのマイナスはおろかレビューすら掛からないオールグリーンが点灯するクリーンな演技をみせました。本当に素晴らしかったです。
1日目の結果は、男子1位、ペア8位で13ポイント。OARが丁度この逆で同じポイントになりました。この場合はシングルが優先されるのか、日本が3位、OARが4位となりました。
1位カナダ、2位アメリカとなんだかんだで有力なところが上位に来ました。ただ、日本以外の3ヶ国は男子で思うようにポイントが取れなかったことが今後に影響するかもしれません。