プロトコル → http://www.jsfresults.com/National/2017-2018/fs_j/nationalsenior/data0203.pdf
坂本、宮原、本郷。
ＳＰのトップ３がこうなると予想できた人はいなかったのではないでしょうか。
坂本と本郷の演技は本当に素晴らしかったです。
坂本は爽快感があって一気に駆け抜けました。本郷は鬼気迫る情感で会場とテレビの前の観客を引き込んでいきました。どちらも会心の演技でした。
坂本と僅差の２位につけた宮原は、回転の怪しいジャンプが多かったです。ただ、実際に取られたのは１つだけだったのはラッキーでした。本郷の順位が逆でもおかしくなかったです。
今日のマモノはダブルアクセルを狙い撃ちしたような感じでした。三原は転倒し、樋口はシングルに抜けました。これで点数を大きく失ってしまいました。特に三原は、全体的に慎重になりすぎたようで他の部分でも点数が伸びず、最終グループからはみ出してしまうことにもなりました。
樋口は後半をきっちりまとめた分そこそこ点数も出ましたが、得意のジャンプでミスしたのはダメージが大きいかもしれないです。
年齢の関係でオリンピックには出られない紀平は自身初めてＳＰでトリプルアクセルを成功させました。ただ、ルッツがダブルに抜けてしまったのがもったいないです。ちゃんと入れられていたら首位も有り得ました(^^;)
ＳＰで上位に立った人は、皆何らかの選考基準を満たしています。選考基準を満たしていない上に出遅れてしまった本田、三原、白岩は危機的状況になってしまいました。もちろん逆転狙ってくるでしょう。
上位陣も少しでも高い位置に付けたいでしょう。
オリンピックのたった２枚の切符が誰の手に渡ることになるのか分かりません。
