スケートアメリカは宮原、坂本が1、2フィニッシュを決めました。これでグランプリシリーズは終了です。ファイナルは残っていますが、オリンピック代表選考基準を満たす選手が出揃いました。
目次
男子
- ファイナル出場 宇野
- 世界ランク上位3人 羽生、宇野、田中
- シーズンランク上位3人 宇野、羽生、田中
- シーズンベスト上位3人 宇野、羽生、田中
- 過去のワールドメダリスト 羽生、宇野
条件の全てを羽生、宇野、田中の3選手が占めました。
羽生、宇野は全日本の出場に関係なく選出されるはずです。・・・されなかったらおかしいです。
ということで、注目は3人目です。
現時点で選考対象になっている田中がほんのわずかに有利といったところかと思います。基本的に全日本で羽生、宇野以外で最上位につけた人が選ばれるでしょう。揉めるとすれば、田中以外が3位、田中が4位になった場合でしょうか。
女子
- ファイナル出場 樋口、(宮原、坂本)
- 世界ランク上位3人 宮原、本郷、樋口
- シーズンランク上位3人 坂本、樋口、三原、(宮原)
- シーズンベスト上位3人 樋口、宮原、坂本
- 過去のワールドメダリスト 宮原
2枠しかないですし、怪我明けのシーズンでもあるので宮原に対するメダリスト特例は適用されないと思います。
樋口は現時点で世界ランクは三原の方が高いですが、ファイナル出場で入れ替わります。しかもファイナルの順位次第で、本郷をかわすこともできます。
また、ファイナルの補欠の1番目、2番目が宮原、坂本となっています。宮原が繰り上げ出場となった場合、シーズンランクで三原を上回る可能性があります。
今シーズンが始まった時には、代表争いの先頭にいると目されていた三原が全日本時点で選考対象にならない可能性が出てきたのは予想外です。
女子の場合、全日本がどんな結果になっても揉めるかと・・・(^^;)
揉めないパターンは、今シーズン安定した順位と好スコアを出している樋口が2位の場合だけかと思います。
逆に一番揉めるのが樋口が3位の場合かもしれません。