四大陸選手権 男子フリー

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プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1617/fc2017/fc2017_Men_FS_Scores.pdf

実に凄い試合でした。最終グループ6人が挑んだ4回転は合計24本です(^^;)
これだけでも信じがたいのに、その中でもさらに異次元のことをやってのけたのは羽生、そしてネイサン・チェンでした。

羽生はループ、サルコウは綺麗に決めましたが、鬼門になっている2本目のサルコウがSP同様ダブルに抜けました。咄嗟にハーフループに繋いで何かを跳ぼうとしたが思いとどまりました。おそらく4回転サルコウを考えたと思います。
その後トリプルアクセル+ダブルトウループをトリプルアクセル+トリプルトウループに変え、トリプルアクセルからの3連続コンビネーションを4回転トウループ+ダブルトウループ、トリプルルッツをトリプルアクセルに変えるとんでもないリカバリーを見せました。練習でもやったことのないリカバリーを演技の最中に判断してやってのけるのだから凄すぎます。しかも全て規定回数内に収めています。
結果的に予定構成とは違う形であっても4回転4本を初めて成功させました。206.67の今季最高得点をマークし、フリーでは1位となりましたが、金メダルには届きませんでした。

ネイサン・チェンが予定より多い5本の4回転を着氷して、4人目のフリー200点超えそしてトータル300点超えを果たしました。フリーは羽生に及びませんでしたが、SPのリードが貯金となって初優勝を果たしました。
羽生は四大陸選手権に3回出場して3回銀メダルという結果になりました。

SP2位の宇野は初投入の4回転ループを加点付きで成功しました。後の3本の4回転も着氷しましたが、トリプルアクセルを2度とも転倒しまいました。コンビネーションも1つしか出来ず大きく点を失う結果になってしまいました。
トータルのパーソナルベストは更新しましたが、290点の壁は越えられませんでした。

田中は4回転サルコウを始めとして抜けてしまったジャンプが多かったです。これで点数が伸ばせず順位を落とす結果になってしまいました。ユニバーシアードとの連戦の影響もあったと思います。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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