宇野が逆転優勝しました。下馬評通りの結果になりました。
４回転ジャンプは３回とも綺麗に決めることは出来きませんでしたが、転倒しなかったことで減点を少なくしました。そして、後半にコンビネーションジャンプのリカバリをきっちりしたことが活きました。元々の構成の高さに加えて、トップ３の中では一番ミスを少なくしたことで優勝を掴みましだ。これで世界選手権の代表に確定しました。
２位は田中。初めて全日本の表彰台を掴みました。２本目の４回転とトリプルアクセルでミスをしましたが、後半はきっちりまとめました。
その反対になったのが、ＳＰトップの無良でした。前半のジャンプは全部綺麗に決めて、神演技になるかと思ったら・・・。後半に抜けが多くなってしまい、コンビネーションジャンプも１つだけという結果になってしまいました。技術点が伸びずに３位まで後退してしまいました。無良が全日本の表彰台に乗る時はいつも３位のような気がします(^^;)
４回転を回避して、完成度勝負に出た日野が４位に入りました。トリプルアクセルの転倒はありましたが、良い演技ですし、良い判断だったと思います。
演技として出色だったのは、友野と島田のジュニア勢２人でした。実に素晴らしい演技でした。順位も友野５位、島田７位と２人して入賞です。この２人がジュニア世界選手権の代表になるかと思います。
シニアの方の代表は、宇野が確定です。実績で羽生、今回の結果で田中になるのではないでしょうか。冬季アジアは宇野、無良、四大陸は羽生、田中、日野と予想します。・・・というより同級生トリオのそろい踏みをもう一度見たいという願望が入っています(^^;)
