男子フリー
プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1617/gpf1617/gpf1617_Men_FS_Scores.pdf
羽生がシングルでは前人未到の4連覇を達成しました。
ただ、これまでの3回とは違って派手な勝ち方ではありませんでした。
鬼門となっている4回転サルコウのコンビネーションジャンプで転倒、3回転ルッツが抜けたことで点数が伸びませんでした。フリーでは3位でしたが、SPの貯金が生きての逃げ切りとなりました。
SPの上位3人、世界のトップ3と言われる面々が揃って自爆するとは、本当に想定外です(^^;)
特にフェルナンデスは世界選手権で羽生が駄目だった後に良演技をすることが2年続いているだけに、今回は驚きました。優勝を意識しすぎましたか。ジャンプのミスが多くて、結果として表彰台すら逃してしまいました。これはソチ五輪以来でしょうか?
パトリック・チャンは4回転サルコウに初成功したものの、転倒3回でこちらも表彰台圏外へ。
トップ3が表彰台で揃うことは今回も実現しませんでした。
代わって表彰台を掴んだのは、10代の2人です。宇野がパーソナルベストを更新する演技をみせたと思ったら、すぐにネイサン・チェンが全てのジャンプを加点付きで決めて宇野を上回るスコアをたたき出しました。
フリーの順位は、年齢の若い順というある意味よく出来た結果になりました。ただ、この2人が高得点をたたき出しても、羽生との20点差を埋めることは出来ませんでした。
羽生が出した293点は、パーソナルベストから30点以上低いから若干麻痺しがちですが、十分高いです。何せ歴代で290点以上出したことのある選手は、羽生、フェルナンデス、チャンの3人だけです(^^;)
複数種、複数回の4回転が必要な今は、ミスなしに滑ることなど難しいどころの話ではありません。今回の6人全員がSPかフリーのどちらか、あるいは両方で転倒しています。ジャンプだけではないプログラムの難度と実施の出来映えで羽生が一番だったというわけです。
今回フリーで4本の4回転を成功させたネイサン・チェンはSPと合わせたら着氷した4回転は5本です。羽生も5本です。ただ、トリプルアクセルが羽生の方が1本多いです。逆に宇野はトリプルアクセルの数は羽生と同じですが、4回転が1本少ないです。そう考えると羽生の優勝は必然だと思います。
羽生としては悔しさの残る優勝だとは思いますが、シーズン全休の可能性もあったことを考えれば上出来でしょう。
女子フリー
プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1617/gpf1617/gpf1617_Ladies_FS_Scores.pdf
6人中4人がフリーのパーソナルベストを更新する神演技大会でした。
フリーで140点超えした選手だけがメダルを手にして、合計212点でもメダル圏外というとんでもないレベルの高さでした。
宮原はそんな流れにきちんと乗って、パーソナルベストをたたき出し、ロシア勢の表彰台独占を阻みました。
背の小ささをあまり感じさせない素晴らしい演技でした。
終わってみれば、羽生金、宮原銀、宇野銅と去年と同じで、メダルコンプリートです。良い結果となりました。