男子フリー
プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1617/gpfra2016/gpfra2016_Men_FS_Scores.pdf
アダム・リッポンがとても素晴らしい演技をしました。4回転は1本だけでしたが、そんなことが気にならない素晴らしさでした。パーソナルベスト更新も納得です。
無良は4回転サルコウを回避しましたが、良い演技でした。最後のルッツの転倒だけが惜しかったです。
4回転を4本予定していたネイサン・チェンは、ルッツとフリップに成功して、サルコウとトウループで転倒しました。そして、再度4回転トウループを跳ぶという驚きのリカバリーを見せました。元々2度予定しているジャンプが3回転トウループだけにしているからこそ出来ることです。ただ、このチャレンジは手をついてしまって失敗となりましたた。結果、点が伸びず表彰台を逃すことになってしまいましたが、今後が本当に楽しみです。
フェルナンデスは2週連続の出場でさすがに疲れが出ていました。ロシアの時ほどスピードがなかったです。転倒もありましたが、まとめてきて2連勝でファイナル進出を決めました。
女子フリー
プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1617/gpfra2016/gpfra2016_Ladies_FS_Scores.pdf
樋口が追い上げで3位に入りました。ルッツが1つ抜けてしまいましたが、最後までスピードに乗った良い演技でした。この抜けがなかったら130点台に乗せていました。
実況が樋口をグランプリシリーズ出場選手中最年少と紹介していました。ということは、初めてにして唯一の21世紀生まれのグランプリ参戦者?(^^;)
永井も順位を上げることが出来ました。
対照的だったのが浅田です。ジャンプがことごとく2回転になってしまいました。跳べた3回転も回転不足にお手つきと散々な内容でした。よほど膝の状態が悪いようです。
実況は昨日も今日も浅田の得点を『抑えられた』と表現しましたが、とんでもないです。特に今日はむしろよく出た方だと思います。言葉遣いには気をつけて貰いたいです。
メドベデワも珍しく転倒がありました。それでも140点を出す強さです。文句なしの2連勝です。