高地のコロラド・スプリングスでの試合は大変そうでした。
特にカップル競技の人たちは。
そんな中でりくりゅうペアは、別格の演技をみせてくれました。
ショートプログラムもフリーもミスはありましたが、それでも見応えのある演技でした。
そして四大陸選手権初優勝を飾りました。
チャンピオンシップで日本のペアが優勝するのは、史上初です。
またひとつ日本ペアの歴史を作りました。
男子は三浦佳生がショートプログラム、フリー共に1位で、こちらも初優勝です。
ショートプログラムは冒頭の4回転サルコウがコンビネーションジャンプに出来ませんでしたが、後半のトーループをコンビネーションにしてリカバリーしたのは見事でした。
結果的に基礎点は予定より上がりました。
フリーは、前の滑走のキーガンがノーミスの演技をした後でしたが、動じずに見事な演技をみせました。
細かい減点やレベルの取りこぼしがありましたが、パーソナルベストを大きく更新しました。
佐藤駿はショートプログラムで出遅れましたが、フリーをノーミスして順位を上げて3位と表彰台を掴みました。
順位はともかく、もう少し点数が出ても良いと思いました。
女子は3人揃ってショートプログラムの出遅れがありましたが、フリーで順位を上げました。
中でも千葉百音がノーミスの演技でフリー2位の点を叩き出して、3位となりました。
初出場でチャンピオンシップのメダリストとなりました。
これで日本女子は14大会連続で表彰台を獲得したことになります。
テレビ放送では、『全カテゴリでメダル獲得は日本史上初』等と煽っていましたが、そんなことになるはずもありません。
アイスダンスは2チームともフリーでリズムダンスからの順位を落とす結果になりました。
妥当と言えば妥当な結果です。
全日本と順位が逆になったのが意外と言えなくもないですが、リズムダンスでもフリーでも転倒した割には気前よく点数もらっていました。
最終的にメダルは、3カテゴリーの4組という結果になりました。
上々の結果と思います。