世界選手権2日目

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男子SP

1、2スタートは予想できましたが、スモールメダル独占はビックリです。

先週のB級大会では、今ひとつの出来だった友野がパーフェクトな演技をして、100点クラブの仲間入りをし、3位に付けました。
さすが代打の神様です。
これまで代打出場した時には全てパーソナルベストを更新していました。今回は代打の代打でしたが見事です。

友野と世界選手権デビューとなったマリニンが100点超えをしたこともあって、全体的に点数がインフレしました。
この2人の点数は文句なしとは思いますが、長い助走から普通に跳んだだけの4回転サルコウにほぼ満点を付けたり、クロス多用の演技構成点に47点はさすがにやり過ぎと思います。
1位2位の面子は予想通りでしたが、点数は特に気前が良かったです。1位は確かに本人史上最高の演技でしたが……。
2位3位は順位が逆だった方が納得出来ました。

女子の時と違って、レビューになることが少なく、またなってもエラーや回転不足とはならずに認められることが多かったです。全体的に甘かったです。
その中でただ一人厳しい判定を受けたのが、ヴィンセント・ジョウでした。確かに回転不足気味のジャンプを跳ぶ選手ではありますが、今回の演技はいつもほどグリ降りはしてしませんでしたが、4回転が2つとも回転不足と判定されました。GOEの引き下げも大きかったです。技術点が速報より10点下がったのは、ビックリです。本人もキスクラで呆然としていました。

また、衣装ではなくチームのTシャツで滑ったウクライナのシュムラトコに対して衣装違反の減点を付けたジャッジが1人いました。
何でもキャメルスピンの時におなかが見えたことに対するペナルティーだとか。
ここ何年もTシャツ衣装で、おなかの見えるキャメルスピンをしていた選手がいますが、一度として減点されたことはありません。
本当に人によって採点基準が違うとしかいいようがありません。
それは競技としての魅力を損なう事にしかなりません。

プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season2122/wc2022/FSKMSINGLES———–QUAL000100–_JudgesDetailsperSkater.pdf

ペアFS

今大会最初のメダリストが決定しました。

りくりゅうペアは、ジャンプでのミスが複数あって点数もベストには遠く及ばないものでした。
ただ、順位を1つ上げて日本勢としては最高位となる銀メダルを獲得しました。
悔しい内容とはなりましたが、メダル候補に挙げられてそれをきっちり取った事は称賛に値します。

りくりゅうペア1組だけが出て2位になったということで、日本の来年の出場枠は3となりました。
今のところ他にミニマム持っている組はないですが、もしも来シーズンに取れる組がいたら日本開催でもありますし是非派遣して欲しいです。

プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season2122/wc2022/FSKXPAIRS————-FNL-000100–_JudgesDetailsperSkater.pdf

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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