全日本選手権3日目

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アイスダンスFD

五輪代表選考が揉めそうな結果になりました。

FDの点数は2位でしたが、RDの差で逃げ切って小松原組が4連覇しました。
選考基準は4つ用意されていて『総合的に』判断するとなっています。
シーズンベストスコアは劣る小松原組ですが、やはりひとつしか無い出場枠は、ナショナルチャンピオンである彼らに渡して欲しいと思います。

女子シングルFS

今日のテクニカルは、ほぼスルーだったSPと違って仕事してました。

こうなると宮原は不利です。アンダーローテ3つに、qを2つ取られて技術点が速報値より8点ほど下がりました。これでも『これだけで済んで良かった』といえるくらいです。

ここまでずっとノーミスを揃えてきた三原は、ここに来てダブルアクセルが抜けるというミスをしてしまいました。しかも、次の動作がシングルトーループを試みたと判定されて、その後にリカバリのつもりで跳んだダブルトーループがキックアウトされてしまいました。これで点数が減ってしまいました。もったいなかったです。

河辺もミスがありましたが、上手くリカバリーして順位をキープし表彰台をゲットしました。

樋口はトリプルアクセルのステップアウト、アンダーローテにアテンションもありましたが、抜けたり転けたりせずにしっかと演技をまとめきりました。気迫のこもった良い演技でした。

そして大トリの坂本はとにかく安定していました。ルッツはアテンションつきましたが、正しくエラー判定だったとしても結果は変わらなかったでしょう。それぐらい他の要素の質は高かったです。文句なしの優勝を飾りました。

最終結果は坂本が優勝、2位樋口、3位河辺、4位三原、5位宮原となりました。
優勝した坂本は、オリンピック代表の1枠目で内定です。
2枠目も樋口で決まりだと思います。

問題は3枠目です。河辺、三原、宮原が候補となりますが、実際のところ河辺と三原のどちらかになるでしょう。
今シーズン結果を出してきたのは三原、この全日本で結果を出したのは河辺。
安定の三原を取るか、トリプルアクセルという大砲を持っている河辺を取るか難しいところです。
平昌の時は、GPFに出られる結果を出しながら、そこから調子を落とし全日本の表彰台を逃した樋口ではなく、GPSの2戦目から調子を上げて全日本2位となった坂本を選びました。
そう考えると河辺のような気がします。
ただ、今回初めて選考基準になったシーズンベストテクニカルスコアは三原の方が上です。しかも河辺は今回の全日本のスコアがベストですが、三原は国際大会で出しています。これはポイントが大きいような気がしますが、どんな判断となるのか発表を待ちたいと思います。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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