NHK杯2021

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有力選手の棄権が相次ぎ、呪われた大会ともいわれてしまいました。結局、全てのカテゴリーで出場選手が足りない状態での開催となってしまいました。

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そして何と女子のショートプログラムの6分間練習でダリア・ウサチョワが転倒で負傷してしまい、棄権となりました。事前棄権していたトゥルソワと合わせて、今シーズングランプリシリーズの表彰台の天辺を独占していたロシア勢が一人もいなくなるという異常事態となりました。
これが追い風となったとも言えますが、坂本が優勝してファイナル行きを決めました。ショート、フリーを大きなミス無くまとめた結果です。ルッツのエッジ判定は甘かったと思いますが。
また、紀平の代わりに急遽出場が決まった河辺もチャンスをきっちりものにしました。ショートプログラムでトリプルアクセルを初成功させ、パーソナルベストを更新しました。フリーはミスが出てしまいましたが、グランプリシリーズの表彰台をゲットしました。

男子の優勝自体には異論はありませんが、点数は異論ありまくりです。自国開催ということを考えても気前よすぎでした。特にフリー。アンダーローテーションはおろか、qさえひとつも付かなかったことにビックリです。
ジョウやジュンファンはめった刺しでした。確かに元々取られやすい選手であり、確かに回転が足りていませんでした。この二人と同じ基準で判定していたとは到底思えません。

ペアは一番見ていてストレスがなく、楽しめました。
りくりゅうがスケートアメリカに続いて表彰台に乗りました。レベルの取りこぼしやジャンプの抜けがありましたが、合計のパーソナルベストを更新しました。2位、3位ですからファイナルは微妙な所ですが、出られると良いと思います。

そしてアイスダンス。
第1グループと第2グループで別の試合のようでした。例えるならリトルリーグと高校野球。それぐらい差がありました。
事前PVで『非公認ながら世界選手権4位相当』と声高に宣伝していましたが、それが如何にいい加減でふざけた点数であるか知らしめたと思います。
ただ、非公認の点数より大分低いとは言え、特盛りでした。
確かに去年と比べたらはるかに良い演技をしました。しかし、あの点数、あの順位が妥当かと言えば疑問です。

NHK杯は、技術点のカウンターはデータ放送にしないと見ることが出来ません。技も予定構成のままで表示されるので分かりづらいところがあります。
ただ、カウンターを点数がコールされる直前まで表示しているので、演技後に点数が訂正されていく様子が分かるのは良い点です。
全カテゴリーの全ての演技を見ましたが、演技後のカウンターの数字がどんどん増えていったのは、このカップルだけです。

アゲアゲなのだろうなとは思いましたが、予想をはるかに超えてきました。
まさか初戦から上にしてくるとは思いませんでした。
エキシビションでも破格の扱いでしたし、ジャッジだけでなくメディアも何故ここまでアゲる必要があるのでしょう。
本当に不可解です。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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