昨日の女子が良演技大会でしたから、今日は自爆大会になるのではと密かに危惧していたのですが、予想に反して滅多に見られないレベルの神大会となりました。地上波放送された中で転倒が1回だけとは・・・。
そんな神演技大会を制したのは、羽生でした。非の打ち所のないパーフェクトな演技で世界最高得点を更新して首位に立ちました。
異例の決断とはいえバラード第1番に戻したのは正解だったと思います。
ただ最高得点は更新しましたが、点数はもうちょっと出ても良かったです。特にジャンプはどれも満点が付かなかったのが納得いません。演技構成点も渋いです。
神演技大会の流れに鍵山も友野も乗りました。というより神演技大会の流れは鍵山が作りました。シニア仕様のSPをノーミスして、パーソナルベスト更新を大きく更新しました。
今季SPで出遅れる事の多かった友野も4回転を2本含めたノーミスです。パーソナルベストを大きく更新しましたが、スピン、ステップのレベルの取りこぼしがあって90点に届きませんでした。演技構成点も鍵山より出るかと思ったのですが・・・。そして他選手の神演技に押し出されて、フリーの最終グループからこぼれてしまったのがちょっと残念です。
とはいえ羽生1位、鍵山5位、友野7位と日本勢はいい滑り出しとなりました。
そして、羽生は男子としては史上初の『スーパースラム』に大手をかけました。SEIMEIで快挙をつかみ取って欲しいです。