プロトコル → https://www.jsfresults.com/National/2019-2020/fs_j/nationalsenior/data0205.pdf
こんな結末になるとは思ってもみませんでした。
SPの上位4人で表彰台を争うと思っていたら、まず宮原が大崩れしました。
アンダーローテーション7つ、ダウングレード1つを取られました。さらに数少ない回転が認められたジャンプの1つはダブルに抜けたものです。技術点が上がりませんでした。こうなると演技構成点も下がってしまいます。2人を残した時点で3位となってしまいました。
その後に滑った坂本もアンダーローテーション4つ、ダウングレード1つ。転倒やロングエッジもありました。加えてスピン、ステップで1つもレベル4を取れませんでした。結果、宮原よりも点数が伸びませんでした。
そんな微妙な雰囲気の中、最終滑走の紀平が締めました。4回転サルコウを回避して完成度重視の演技をしました。アンダーローテーションが1つありましたが、すべての要素を加点付きで決めてフリーでも1位となり、初優勝を飾りました。
2位は、樋口です。ステップアウトが1つありましたが、私的には今日のベスト演技でした。とにかく最初から最後までスピードと気迫がすごかったです。渾身の演技と言って良いです。
3位には第3グループからジュニアの川畑が入りました。こちらも良演技でジュニア勢のトップに立ったと思ったら、最終グループの面々が点を伸ばせず気がついたら表彰台までたどり着きました(^^;)
最終結果は、1位紀平、2位樋口、3位川畑、4位宮原、5位横井、6位坂本です。
この3連単を当てられた人はいないと思います(^^;)
この結果から世界選手権の代表が選考される訳ですが・・・。
『よほどのことがない限り紀平、宮原、坂本』と思っていましたが、その『よほどのこと』が起きてしまいました。
- 全日本選手権優勝者
紀平 - 次のいずれかを満たす選手から選考
a.全日本選手権2、3位
樋口、川畑
b.グランプリファイナル出場者上位2名
紀平
c.世界ランキング上位3名
紀平、宮原、坂本 - 次のいずれかを満たす選手から選考
a.2に該当し2の選考から漏れた選手
b.シーズンランク上位3名
紀平、宮原、坂本
c.シーズンベストスコア上位3名
紀平、宮原、坂本
優勝した紀平は決まりです。
残り2人をどうするでしょうか・・・。
これまでの例から考えて、他の基準より全日本選手権の2位は優先される様なので樋口が2枠目。
3枠目は残りの条件ですべて上位に付けている宮原になるかと思います。
川畑は世界ジュニア選手権だけでシニアの世界選手権には回さないでしょう。
そして世界選手権から漏れた選手達を四大陸選手権の代表にして欲しいです・・・。