アイスダンスのRDは6位、女子SPで2位に躍進し、男子SPで順位キープという初日となりました。さすがにシングルが強い日本有利なルールだけあります(^^;)
そしてこの大会名物の気前の良すぎる採点は健在でした。
速報のTESカウンターでは、ステップやスピンのレベル判定は(この大会にしては)少し厳しいと思っていましたが、プロトコルを見たら殆どが上方修正されていました。
ジャンプの回転不足判定は激甘です。ダウングレードと思ったぐらいどう見ても足りないジャンプがアンダーローテーションにすらなっていないのは、どうかと思います。
演技構成点の気前も良かったです。
この大会の問題点は、この激甘爆盛り採点がパーソナルベストとして認定されてしまうことです。
そんな特典でも付けなければ、世界選手権が終わった後にあからさまに日本にメダルを上げようという試合の形式を取っているだけのお祭りに出たがる選手は少ないでしょうけど・・・。
紀平は自身の持つ世界最高得点を更新しました。クリーンな演技だったから更新するだろうな、とは思いました。
同じようにノーミス演技をしたトゥクタミシェワも初めて80点に乗せました。
やはりノーミス演技だった坂本は、パーソナルベストをほんの少しだけ更新するに留まりました。他の選手の点の出方からしてあと1、2点上に出るかと思ったのですが・・・。
男子は田中がノーミスとはいかなかったもののパーソナルベストは更新しました。
曲を先シーズンのものに戻した宇野は、転倒こそなかったがトリプルアクセル以外のジャンプをミス・・・した割には点数が出ました。
点数が出るのに異様に時間がかかった挙げ句、速報値より4点も技術点が上がる盛られっぷりです(^^;)
演技構成点も高止まりしていました。
しかしこの4点があるかないかで、田中と順位が入れ替わるとなるとかなり大きいです。日本チームのポイントとしては差は無いですけど・・・