プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1819/wc2019/data0103.pdf
やっぱりというか良演技が多かった女子の反動が来ました。中々の自爆大会です(^^;)
ただ、その自爆劇の中に日本選手全員が巻き込まれたのは想定外でした。
怪我からの復帰戦の羽生は、冒頭のサルコウがダブルになって0点となりました。ただそれ以外の要素は全て加点付きで決めました。誰よりも密度の濃い美しい演技でした。4回転1本分の点数が入らなくても94点を出せるのは、羽生ならではです。フジテレビご自慢のアイスコープの計測ではトリプルアクセルが飛距離も高さも1番でした。これをバックアウトカウンターから跳んでいるわけで・・・。GOEが満点じゃないのが不思議です。
100点超えを期待できる選手たちが軒並み自爆したこともあって、3位に踏みとどまりました。5年前のさいたま世界選手権と同じです。
首位に立ったのは、ネイサン・チェンです。去年の世界選手権のフリー同様、最終滑走でクリーンな演技をしたことで、気前よく点数が出ました。107点とパーソナルベストを大きく更新しました。気前よくだした点がこれ、ということで全米選手権が如何に爆盛りだったか分かります(^^;)
2位にはこれまたクリーンに滑ったジェイソン・ブラウンがつけました。4回転なしのジャンプ構成で97点に近い点数を出してきました。
ネイサンと羽生の差が12点以上あります。2年前の大逆転劇より大きな差ではあるがひっくり返らない差ではありません。