なんというか大がかりな茶番劇を見たような気さえしました。
5年がかりで順位をひとつずつ上げようやく頂点にたどり着きました。五輪王者も世界王者もいない何度目かの『勝って当然』の状態でようやく勝てました。それを素直に称賛できないでいます。
全体に甘かったSPと違って特定の選手たちに厳しかったです。バラバラの判定基準は、甘い判定をもらえる選手のためにも厳しい判定をされる選手のためにもならないです。もちろんジャッジのためにもなりません。最終的には競技に対する信頼性をも損なう行為だと思います。
フリーの世界最高得点を更新したことで、いい煽り文句が出来たようで今後何かにつけて声高に喧伝するのだろうなと思われます。スロースターターの選手が2戦目で出したノーミスとはほど遠い点数をシーズン終盤の今まで上回れていなかったことが不思議なくらいなのに・・・。
そして実況は出場していない選手の名前を出しすぎです。絡められる要素をもった選手たちが多かったのも原因でしょうが・・・。最初から数えれば良かったです(^^;)
最終グループの順位というより点数が衝撃的すぎて、印象が薄くなってしまいましたが、田中はシーズンベストを出せて良かったです。友野は来季のためにももうちょっと上の順位になっておきたかったです。