平成最後にして史上最大の茶番劇。その第1幕でした。
事前の報道から予想はしていましたが、番組の作りからして『おとなの事情』とか『忖度』としか思えないような色々が・・・。
点数も上位2人に対しては、大盤振る舞いです。但し盛りは2位の方が多かったです。
4回転なしの見た目ノーミスに演技構成点を45点も出されては、他は太刀打ちが出来ません。それに合わせたフジの実況も酷いものでした。ただ1点、TESカウンターを導入していたおかげで、日本でしか言われない定番の売り文句『世界一のステップ』が使えなかったのはグッジョブでした(^^;)
BSでやっていた前半グループは良演技続出で良い試合だったのに、地上波に移った途端様相が一変してしまいました。
それでも、友野や田中といった世界選手権代表候補の選手には、一部にだけ優しい雰囲気を振り払うだけの精神的な強さを見せて欲しかったです。2位との差は田中が9点、友野が15点。演技構成点で付けられるであろう差を考えると本当に厳しいです。
それにしても今日の試合で4回転を入れたのは30人中4人だけでした。成功したのは2人で、その内の1人が最年少でジュニアの佐藤駿というのがなんとも・・・。シニア勢形無しです。
国の強化とか育成レベルで考えたら日本は『真・四回転時代』から取り残されてしまっています。時代の先頭を走り、尚道を切り開こうとしている選手を擁している国とは思えないです・・・。