全日本選手権 女子SP

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プロトコル → https://www.jsfresults.com/National/2018-2019/fs_j/nationalsenior/data0203.pdf

第1グループの横井、青木、第2グループの川端といったジュニア勢3人が随分と長い間漬物石になっていました。女子はトリプルアクセル持ちは別として構成にあまり差が付かないからちょっとしたミスやレベルの取りこぼしで点が変わるからこういうこともあります。とはいえ、横井がフリーの最終グループに入ったのはちょっと想定外でした(^^;)
「フリーでトリプルアクセルを」と言っていた竹内は、ジャンプにミスが響いて25位。フリーに進むことが出来ませんでした。
去年同じ事になった細田はSPからトリプルアクセルを組み込み、きっちり決めました。それでも10位止まりになってしまう辺り、中々厳しいです。

首位は宮原でした。シームレスな素晴らしい演技でした。
一番注目されていた紀平はトリプルアクセルで転倒、コンビネーションがダブルになるミスもあって5位と出遅れました。ただそれでも68点を出せる辺りが強いです。宮原との差は8点ほどです。ただ、トリプルアクセルを2本決めることが出来ればこの差は容易に埋まります。
この2人の間に挟まったのは、坂本、三原、樋口。いずれも70点超えでした。三原、坂本の神戸組2人続けてのノーミスに怪我が治りきっていない樋口の復活はしびれる展開でした。

この大会、レビューがかかるのは多かったですが、最終的な判定は甘めで速報から大きく技術点が下がった選手はほとんどいませんでした。その例外になったしまったのが本田真凜でした。3つのジャンプがアンダーローテーションを取られました。演技構成点が高いから何とか18位に留まりましたが、SP落ちでもおかしくなかったです。

順当と波乱が入り交じった結果になりましたが、フリーもこのままでは終わらないと思います。
・・・このままというか、紀平、宮原あるいはその両方が表彰台を逃すことがあったら代表選考は揉めるでしょう(^^;)

フジテレビは全日本ジュニアで導入したアイスコープを今回も使いました。
しかも基本的にアクセルジャンプの数値を表示するという分かりやすい使い方をしたのは良かったです。
アクセルジャンプを失敗した人は表示無しでした。但し紀平だけはルッツを表示する心遣いはいらないと思いますが(^^;)

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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