男子フリープロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamMen_FS_M_Scores.pdf
女子フリープロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamLadies_FS_F_Scores.pdf
アイスダンスフリープロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1718/owg2018/OWG2018_TeamIceDance_FD_D_Scores.pdf
カナダの本気を存分に見せつけられました。
先鋒はパトリック・チャン。
相変わらずトリプルアクセルが鬼門で2本とも失敗しましたが、4回転トウループを2本決めて1位のポイントをしっかり確保しました。
続くデールマンも3回転ループが回転不足になったもののそれ以外を綺麗に決めて、シーズンベストを更新し、3位となりました。
この時点でカナダの金メダルが決まりました。
最後は滑り終えればOKの状態の中で、ヴァーテュー・モイア組がその実力を見せつけました。
SP、フリーを通して全員が3位以上という安定した戦いぶりでした。
そして男子では4回転を組み込んでいないリッツォやリッポンがほぼノーミスの演技で魅せてくれました。
女子はザギトワがSPのメドベデワに続いてノーミスの演技して、勝負強さを見せつけましたし、長洲未来はトリプルアクセルを初めて成功させました。しかも8トリプルをオリンピックで成功させたのも彼女が初です。・・・140点に届かなかったから、何か回転不足を取られたのかと思いました(^^;)
ダンスは上位4チームがそれぞれの個性を遺憾なく発揮しました。
どれも実に見応えのある勝負でしたが、残念なことに日本は徹頭徹尾蚊帳の外でした(^^;)
最初から『羽生がいればメダルだったのに』と言われる余地のない状態ではありました。そしてSPに出場した全選手が今日の応援席に揃わなかったということが選手及び関係者が最初からメダルを諦めていた事の証拠だと思います。
ただ、元々実力差の大きいアイスダンスはともかくとして、フリーの全カテゴリが最下位というのはちょっと想定外でした。
田中は、4回転サルコウが2本ともダブルになった上に4回転トウループで転倒しました。スピンやステップでもレベルを落としました。
坂本は目立ったミスは冒頭の3回転フリップが回転不足になった位でしたが、全体的にいつものような勢いがなく加点が少なかったです。ただ、跳び損ねたコンビネーションをその後のコンビネーションを組み替えることできっちりリカバリーして、予定していたジャンプを過不足無く跳びきったのは見事でした。
オリンピックデビューとしてはほろ苦いものになりましたが、この経験を個人戦で活かせればよいです。