フィギュアスケートのオリンピック代表選手が決定しました。
- 男子シングル 宇野、田中、羽生
- 女子シングル 宮原、坂本
- アイスダンス 村元・リード組
- ペア 須崎・木原組
『総合的判断』だったカップル競技は、それぞれ全日本選手権優勝者が順当に選出されました。
男子は全日本選手権1、2位と実績の羽生。それまた順当な選出だと思います。
羽生は怪我で全日本選手権を欠場しましたが、現五輪王者で現世界王者で世界最高得点保持者です。しかもショートとフリーの最高得点は今年に更新しています。男子シングルにおいてこれだけの実績を上げている選手は世界中を見渡しても存在しません。
これだけの実績があっても、怪我を押して全日本に出場せざるを得ない状況を作り出せなかった時点で、代表候補全員の敗北だと思います。
一番注目だった女子の2人は坂本となりました。実績は樋口の方が上でしたが、全日本の成績が上だったことが優先されました。今シーズンの始めは三原、樋口が最有力と思われていたのが、両名とも出られないことになるとは思わなかったです。
世界選手権は坂本に代わって樋口が出ることになります。今度こそ自分ために3枠確保を目指して欲しいです。
それ以外はオリンピックと同じメンバーとなります。
各カテゴリ3枠ずつ出られる四大陸選手権は、羽生に代わって無良が出るほか、女子に三原、ペアに高橋・柴田組、三浦・市橋組、アイスダンスに小松原・コレト組、深瀬・立野組が出場することとなりました。
羽生は四大陸選手権の出場を希望しなかったとのことです。カナダからの移動や、大会後の練習などを考えたらこの選択はありだと思います。怪我からの復帰戦がオリンピックとなる訳ですが、何とかしてくれると信じています。つくづく今シーズンをバラ1とSEIMEIにして良かったと思います。