プロトコル → http://www.jsfresults.com/National/2017-2018/fs_j/nationalsenior/data0103.pdf
実質残り1枠の代表争いと同じぐらいかそれ以上に盛り上がったのは山本草太でした。
9月には1回転ジャンプしか出来ない状態だったのが、3回転-3回転のトウループのコンボとトリプルループと予定より構成を上げてきました。伸びやかで綺麗なスケーティングはより磨きが掛かっていてスピン、ステップはオールレベル4です。よくここまで戻してきたと思います。素晴らしかったです。演技途中から拍手が鳴り止まなかったの当然でした。8位は上々のスタートだと思います。
代表争いでは田中の気迫のこもった演技が素晴らしかったです。
さらに無良、村上、友野、佐藤と4回転を構成に入れた選手は全員がそれを着氷させました。さすがにオリンピックが掛かる試合です。小さなミスはあっても大きな取りこぼしは無かったです。
2位の田中と6位の佐藤との差が13点ぐらいです。男子の場合小さくないが逆転出来ない差でもありません。
当確ラインの上にいる宇野は首位には立ちましたが、コンビネーションジャンプのセカンドがシングルになってしまい大きく点を失いました。それでも甘めで96点です。ただ、田中との差は6点無いです。フリーのジャンプ構成では大きく上回っていますが、『勝って当然』の試合で崩れがち事を考えるとセーフティリードとはいえないです。
誰が優勝するか、も含めて中々面白い展開になったと思います。