首位の僅差の2位から逆転優勝を目指した本郷でしたが、冒頭のジャンプがダブルになってしまい、最初から歯車が狂ってしまいました。コンビネーションジャンプのリカバリーをするなど最後まで諦めずに滑ったものの、抜けたり回転不足になったりと、きちんと跳べたジャンプの方が少ない残念な出来になってしまいました。当然、点数が伸びず優勝はおろか表彰台を逃す結果になってしまいました。元々この大会に合わせて調整していたところを、急遽1週早い四大陸選手権に出場することになって予定が狂ってしまったことも原因のひとつなのかもしれません。とにかく残念でした。
優勝はチェ・ダビン、2位ジジュン・リ、3位トゥルシンバエワとフリーで会心と言って良い演技をした3人がメダルを掴みました。4位本郷を含めて、四大陸選手権の成績順になっています。つまり妥当な結果だった訳です。