四大陸選手権 男子SP

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プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1617/fc2017/fc2017_Men_SP_Scores.pdf

まさに真・四回転時代です。
ショートプログラムからアクセル以外の5種類の4回転の成功が見られるとは!
そして、SP100点倶楽部に一度に2人の新規会員が増えました。ネイサン・チェンと宇野が公式記録としては初めて100点を超えました。
ネイサンのジャンプはとにかく豪快でした。流れはあまりないですけど、4回転でルッツとフリップを跳び分けられるだけでも凄いです。
宇野は飛び方を変えてきたトリプルアクセルが特に良かったです。その後のクリムキンも無理矢理感がなくなりました。

100点倶楽部の筆頭たる羽生は、ちょっと慎重でした? いつもよりスピードがなかったような気がします。4回転サルコウが2回転に抜けてしまいました。スピン1つとステップのレベルの取りこぼしもありました。SPでは初めてクリーンに決まった4回転ループは2.29の加点が付いて14.29取っています。これはネイサンや宇野の4回転フリップより多く稼いでいます。トリプルアクセルは満点の12.35です。さらに細かく言えば、全ての要素においてマイナスを付けたジャッジが1人もいません。実に綺麗なプロトコルです。コンビネーションジャンプが2回転-3回転なのに97点出せるのは羽生だけでしょう。

もう一人の日本勢田中も4回転サルコウが抜けてしまいトリプルになりました。それ以外はしっかりとまとめてパーソナルベストに近い点数を出しました。順位こそ11位ですが、悪くない出来だったと思います。

ネイサンと羽生の差は約6点。宇野とは3点です。
高難度時代においてはこれぐらいはあってないようなものです。ネイサンと15点の差があるパトリック・チャンが逆転することだって有り得ます。羽生とチャンの間にいるボーヤン・ジンを含めた5人の内の誰が、表彰台の中央に立ってもおかしくないです。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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