全日本選手権 女子SP

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女の戦いは華麗で熾烈でした。
フリーの最終グループに入るために必要だった点数が63点です。合計9人が60点越えしました。58点で辛うじて第3グループに踏みとどまれるというハイレベルな戦いでした。
ほんのちょっとのミスが大きく順位を分ける中、圧倒的な力を示したのは宮原でした。さすがミス・パーフェクトです。ディフェンディングチャンピオンとしての自信もうかがえる素晴らしい出来で76点というハイスコアをたたき出しました。
そしてグランプリシリーズで良い結果を残せなかった本郷が会心の演技で2位に付けました。今季多く取られていた回転不足がなく、本郷らしいダイナミックな演技でした。もしかしてフリーを良いイメージのある昨季のリバーダンスに戻したことで心理的にも楽になったかもしれません。
僅差で3位スタートになった樋口もロングエッジは取られてしまいましたが、他はきっちりまとめて見せました。
4位に本田真凜。ファイナルをインフルエンザで棄権せざるを得なかった無念を思い切り晴らした格好になりました。5位にシニアデビュー組の三原、6位にジュニアの坂本と若手が勢いを持って上位に食い込んできました。
この流れに上手く乗れなかっのたのが浅田です。トリプルアクセルに挑戦しましたが、1回転になってしまい点数になりませんでした。コンビネーションジャンプの構成が他の選手より低いので、トリプルアクセルが入らないとどうしても技術点が伸びないです。演技構成点は高いものを出せますが、それだけでは上位に食い込めず8位止まりとなりました。
同様に村上もフリップが抜けてしまって12位に留まりました。
キスクラでの様子を見るとこの2人はどうも順位にこだわっていないように見えました。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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