全日本選手権 女子フリー

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SPに続いてフリーも壮絶でした。
そんな戦いの口火を切ったのが白岩でした。
SPでスピンの終了時に手袋が靴に引っかかって落下。スピン自体も無効になり大きく出遅れてしまっていましたが、完璧な演技で130点を越える点数をたたき出しました。合計でも185点台に乗せ、がっつりとハードルを上げました。
第3グループの村上もミスのない演技をしました。今季一番の会心の出来でした。が、ジャンプの難度を下げた分点数は伸びませんでした。
浅田はトリプルアクセルに挑戦するも回転不足で転倒となりました。他にも抜けたり転倒したり。3連続のコンビネーションジャンプを入れられなかったのは痛かったです。それでもステップはレベル4で出来栄え満点の素晴らしいものを見せてくれました。
高得点を取れそうな人が取れなかった結果、第3グループ終了時点で白岩がトップに立っていました。
そして最終グループでは三原がそのハードルをさらに上げました。
ジャンプは全て加点付きで決める文句なしのノーミス演技をして、結果的に表彰台まで駆け上がりました。
この三原を超えられたのは、宮原と樋口の2人だけです。どちらもミスを最小限に抑えて、きっちりとやるべき事をやってのけました。
逆にSP2位から表彰台を逃してしまったのが本郷です。5位まで順位を下げてしまいました。3回転ループが抜けてしまったのが大きかったです。他にもコンビネーションジャンプが予定の位置に付けられませんでしたが、後半、それも最後のジャンプに3回転トウループを付けたことに意地を見ました。
宮原が3連覇、2位樋口、3位三原と終わってみればグランプリシリーズで結果を出した選手が表彰台を確保した結果になりました。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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