プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1617/gpf1617/gpf1617_Men_SP_Scores.pdf
羽生が圧巻の首位発進です。
最終滑走で会場の雰囲気を一変させました。まさにラスボスです(^^;)
4回転ループの着氷は乱れました。というより、転倒しなかったのが不思議です。さらにイーグルに繋げられたのも不思議です。本人も苦笑する出来でしたが、その後が凄かったです。特にステップシーケンスの爆走ぶりが。終盤の客煽りもそうでしたが、全体に客席に視線を送る仕草がNHK杯の時より多かったです。
本人的には不満の残る出来だったのかもしれませんが、ただ一人100点超えを果たしました。
このままの勢いで是非とも前人未到の4連覇に突き進んで貰いたいです。
これまで100点超えを複数しているのは羽生ただ一人です。他に越えたことのある選手はフェルナンデスのみです。そう考えると100点の壁は高いです。
今回も2位のパトリック・チャンがわずかの差で届きませんでした。パーソナルベストを更新する会心の出来でしたが、いつもよりコンビネーションジャンプの着氷が詰まった感じになりました。これがいつもの通りに決まっていたら100点を超えていたと思います。後半のジャンプが3回転ルッツだけという構成で99点後半を出せるのは凄いことではあります。
3位にはフェルナンデスです。4回転サルコウは羽生以上のとんでもない堪え方をしましたが、トリプルアクセルで両手を後方についてしまって『転倒』と見なされました。2つの大きなミスをしても90点を出せるのはさすがです。
4位には宇野。4回転トウループがダウングレードの転倒で、コンビネーションジャンプになりませんでした。ミスというミスはこれだけでしたが、点数的には痛すぎました。3位との差は6点ほどで、フリーで逆転出来ない点ではないですが、上位の面子を見たら厳しそうです(^^;) 5位のネイサン・チェン、6位のリッポンとの差の方が小さいですし・・・。
今日の地上波は、ジュニア女子と男子のSPで2時間でした。どちらもSPだから全員見せて貰えると思った私がバカでした。煽りVTRがてんこ盛りでジュニアは日本勢の2人のみです。
『ジュニア女子歴代最高』の演技をちらりとも映さずに順位一覧のテロップだけで済ませるとは思わなかったです(^^;)