全日本ジュニア選手権 女子フリー

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日本のジュニア女子の層の厚さを再確認した大会でした。
ジュニアグランプリファイナルに出場する本田、坂本、紀平の『3強』の戦い、というより本田、紀平の同門による頂上決戦のような煽りがされていましたが、実際ふたを開けてみれば・・・。

今季ずっと安定した成績を取っていた坂本が優勝しました。国内大会は何故か勝てない本田は3位です。間に割って入ったのは、白岩でした。今季は怪我があってこれまであまり良い成績を出せませんでしたが、よくこの大会に合わせて来ました。SP3位、フリー1位の堂々たる復活劇でした。

反対に『3強』の一角であった紀平は、2度の転倒もありSP4位から11位と大きく順位を下げてしまいました。ファイナルに出られる選手でもミスが多いと2桁順位になってしまいます。その反面、グランプリへの派遣もなく、西日本選手権で2桁順位だった選手がトップ6に食い込んできています。全日本ジュニアは本当に熾烈な大会です。

そしてシニアの全日本選手権への推薦は、男女とも1位から6位までの6名ということになりました。つまり紀平は全日本選手権には出られません。世界ジュニア選手権の選考基準に『全日本選手権への参加は必須』となっているので自動的に世界ジュニア選手権にも出られないことになります。残念だが仕方ないです。

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杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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