ロシア杯 男女フリー

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男子フリー

プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1617/gprus2016/gprus2016_Men_FS_Scores.pdf

フェルナンデスが見事な逆転優勝を果たしました。
4回転サルコウのコンビネーションで手をついた以外は大きなミス無くまとめました。この時期にこれだけのことが出来るのは、高難度とはいえジャンプ構成は去年のままで、得意な曲調を選んだことも関係しているでしょう。完成度を高めて安定した演技を目指すという守りの戦略は、まずは成功しています。これが今シーズンずっと、あるいはオリンピックまで続くか否かは、リスクを取って構成を上げる攻めの戦略を選んだ他の選手たち次第です。
その中の一人である宇野は今回跳ね返されました。4回転トウループでの転倒とトリプルアクセルの着氷が乱れたことでコンビネーションジャンプが1つしか入りませんでした。その後の単独ジャンプでリカバリー出来そうな感じでしたがしませんでした。ちょっともったいないと思います。ただ、2位になったことでファイナル進出1番乗りを決めました。
田中は4回転こそ決めることは出来ませんでしたが、それ以外はきっちりまとめて順位を7位まで上げました。フリーの順位だけなら5位です。返す返すもSPの出遅れが痛かったです。

女子フリー

プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1617/gprus2016/gprus2016_Ladies_FS_Scores.pdf

『地上波放送あるある』が起きました。つまりSPの放送をカットされた選手がフリーでまくって表彰台に上がりました。
今回はコートニー・ヒックスが6位から3位に上がりました。ヒックスが良い演技をしたのは当然としても、リプニツカヤが演技中断のアクシデントがあって最下位に沈むとは、予想だにしないことでした。中断して、ジャンプもスピンも満足に出来ない状態でも最後まで演技し、泣くのを堪えて点数を見つめていたリプニツカヤは強い人だと思います。
松田は大きなミス無く演技してパーソナルベストをだし、順位も1つ上げました。反対に村上はジャンプのミスが相次いで順位を1つ下げました。同門で明暗が分かれる事になりましたが、村上はこの先もこのままになってしまう様な気がします・・・。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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