プロトコル → http://www.isuresults.com/results/season1516/wc2016/wc2016_Ladies_FS_Scores.pdf
女の戦いは、華麗かつ熾烈でした。
長洲未来が口火を切った後半2グループは良演技に次ぐ良演技となりました。本当に凄いものを見せてもらいました。
SP以上にミスの許されない展開は本当にエキサイティングでした。
日本勢3人もその流れに一応乗りました。ただ、メダル争いという意味では、残念ながら蚊帳の外ではありました。
浅田はトリプルアクセルがアンダーローテ、ルッツがダブルになるミスはありましたが、後半はしっかりまとめ上げて7位まで順位を上げました
宮原は相変わらずの安定感です。失敗する雰囲気すら感じさせません。フリーでは3位となるスコアをたたき出すも順位を1つ上げるだけに留まりました。
ただ一人順位を下げてしまいましたが、本郷の演技が素晴らしかったです。演技か進むにつれて盛り上がる客席、客席の熱に押されて勢いを増す演技。客席と一体になってひとつの作品を作り上げたような感じを受けました。アンダーローテとダウングレードがあってパーソナルベスト更新とはいきませんでしたが、何度も見返したくなるような演技でした。
アメリカが久しぶりにメダルを獲得したのと反対に日本の連続メダルは途絶えました。それでも来年の枠をきっちり3つ確保出来たことは喜ばしいです。