全日本選手権 男子フリー

当ページのリンクには広告が含まれています。

羽生が貫禄の3連覇達成です。
4回転サルコウは転倒したことはともかくとしても、ドーナツスピンがほどけてしまったのには驚きました。スピードも抑え気味だし、どうなることが思ったのですが・・・。残りのジャンプを綺麗に決めてみせました。他の選手とは明らかに一線を画した演技でした。

2位に宇野。4回転を入れたプログラムをしっかり魅せてくれました。さすがに疲れが出て、最後のジャンプにミスが出てしまいましたけど、本当に今後が楽しみです。
3位には、SP6位から小塚が入りました。細かいミスは確かにありました。最初は、『4回転1本だけでも降りて』とか『トリプルアクセル何とか決めて』とか心配しながら見ていましたけど、どんどん小塚らしい美しい滑りに引き込まれていきました。そして、演技が終わった瞬間の渾身のガッツポーズ。今までに無いほど感情をむき出しにした小塚に感動です。一度は折れてしまった心を立て直し、故障を抱えながらよくここまで戻してきました。この演技をみせるために、この大会があったと言っても過言では無いかもしれないです。
小塚の演技に圧倒されたわけでは無いと思いますが、SP2位だった町田が4位に後退しました。4回転の転倒やコンビネーションがダブルアクセルからの1つだけ、といった内容でもこの位置に留まったのは、演技構成点が高かったからです。
最終滑走の村上は、好調だったはずの4回転を2回とも転倒したことで焦ってしまったのか、ミスを連発してしまって7位まで後退しました。
トリプルアクセルの転倒以外は綺麗な着氷のジャンプを決めた山本が6位に入りました。
6位以内にジュニアが2人はいったかと思えば、グランプリシリーズの優勝者が1人も表彰台に乗れないなど、日本男子の層の厚さと全日本選手権の苛烈さは半端ないです(^^;)

この結果を受けて、世界選手権の代表が決まるわけですが、宇野をどうするかで揉めそうです(^^;)

1人目は、全日本優勝者で羽生。
2人目は、全日本の2、3位と全日本優勝者を除くファイナル上位2人から選考ということで、宇野、小塚、無良、町田が対象。
3人目は、2人目から漏れた人と全日本4-6位と世界ランク上位3人、シーズンベスト上位3人の中から選考なので、2人目の4人に加えて山本が入ります。といっても山本は年齢制限にひっかかる様な・・・。

とりあえず羽生は決定です。と同時に村上が選出される可能性も無くなってしまいました。
残る4人の内から2人。宇野をジュニアと掛け持ちさせる場合は、宇野、小塚。させない場合は、小塚、町田となるような・・・。というか、なってほしいです。特に小塚は絶対に外さないでほしいです。2年連続表彰台で代表落ち、なんてシーンは見たくないですし、しては全日本選手権の価値が落ちると思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

目次