エリック・ボンパール杯が終了して、ファイナル進出が確定した選手は、コフトゥン、フェルナンデス、町田の3人です。
その下に20ポイントでブラウン、デニス・テン、ニューエンの3人が並んでいます。
ポイントが並んだ場合の優先順位は、
- 最高順位
- 合計スコア
- 出場試合数
- フリーの合計スコア
- フリーの最高スコア
- SPの合計スコア
- 出場大会の選手数合計
以上の7つです。
この内、7の条件は自分ではどうすることも出来ません。かなり不条理です(^^;)
NHK杯に出場予定の選手でポイントが20ポイントに達することが出来るのは、無良、ヴォロノフ、羽生、アボットの4人です。
4位のブラウンと並ぶために、各々単純に必要な条件は、
- 無良 → 6位 213.92 フリー140.42 SP73.50
- ヴォロノフ → 5位 217.73 フリー151.99 SP65.74
- 羽生 → 5位 232.18 フリー159.24 SP73.12
- アボット → 2位 250.40 フリー176.15 SP74.25
さすがに4人が4人ともこの条件を満たせない状況になるとは考えにくいです。デニス・テンとニューエンの進出は無く、ブラウンにわずかな可能性があるといったところだと思います。
無良が4位以上、ヴォロノフと羽生は3位以上で他の結果如何に関わらずファイナル進出となります。アボットは、優勝した場合でも無条件には決まりません。
無良は5位となると、ヴォロノフが4位以下、または羽生が4位以下、またはアボットが2位以下であればOKとなります。
ヴォロノフ3位以上、かつ羽生3位以上、かつアボット優勝の場合は、アボットと点数比較です。
ヴォロノフが4位の時は、無良が6位以下、または羽生が5位以下、またはアボットが2位以下であればOKです。
無良が5位以上、かつ羽生が4位以上、かつアボット優勝だとアウトです。
羽生が4位の場合は、無良が6位以下、またはヴォロノフが5位以下、またはアボットが2位以下であればOKとなります。
無良が5位以上、かつヴォロノフが4位以上、かつアボット優勝だとアウトです。
アボットは優勝で、無良が6位以下、または羽生が4位以下、またはヴォロノフが4位以下であればOKです。
無良が5位、かつ羽生が3位以上、かつヴォロノフが3位以上の場合は、無良と点数比較となります。
これ以外だとブラウンも絡んできての比較になります。
ちなみにブラウンとの比較になると、無良は1の条件により無良の勝ちです。羽生とは4と5の条件が同時に並ぶことは無いので、点数比較で決まります。アボットとヴォロノフは7つの条件が全て同じになる可能性があります。その場合は、両者勝ち抜けとなります。
ざっと計算してみたので、間違っているかもしれないです。
とにかくややこしかったです(^^;)