世界選手権代表選考基準

今シーズンの世界選手権と四大陸選手権の代表選考基準が発表されました。

フィギュアスケート国際競技会派遣選手選考基準

１枠しか無いペアとアイスダンスは『国際的な競技力を考慮して決定』とのことなので、高橋・木原ペアとリード姉弟がかなり有力ということで良いと思います。
問題はシングルです。

1. 全日本選手権優勝者
2. 以下の中から選考
   ａ．全日本選手権２位、３位
   ｂ．グランプリファイナル上位２名（ただし全日本選手権優勝者を除く）
3. 以下の中から選考
   ａ．２の基準を満たし、２の選考から漏れたものと全日本選手権４～６位の選手
   ｂ．ワールドランキング日本人上３名
   ｃ．シーズンベスト日本人上３名

世界選手権は以上のようになっています。
昨シーズンより対象が多くなっています。昨シーズンの成績で当てはめると、織田と無良も選考対象になることになります。
そして、上の基準より大きいのが、四大陸選手権には記載されている『全日本選手権参加は必須』がなくなったことです。
さらに、過去の世界選手権のメダリストについては、怪我等で上記の基準を満たさなくても選考対象になることもある、という付記があります。
……今季休養を発表している浅田や高橋も世界選手権の代表になる可能性もあるわけです。

対象者が多くなるということは、それだけ選考に物議を醸す可能性が高くなることでもあります。
１００％の人が納得出来ることは無理かもしれません。それでもすっきりとした選考がなされることを望みます。