シーズンベスト、パーソナルベスト祭りでした。
特に第５グループは凄かったです。
その口火を切ったのが浅田真央。トリプルアクセルは認定されただけでは無く、ＧＯＥ１．８６の加点が付きました。スピン、ステップは全てレベル４という完璧な内容で、パーソナルベストどころか世界歴代最高得点をマークしました。
何より最後の方は穏やかな笑みを浮かべつつ滑っていたのが何とも印象的でした。
続く村上は、浅田の得点に飲まれることなく良い演技を見せてくれましたが、ＵＲなど細かな減点が積み重なった結果、点数が伸びず、やや残念な結果になりました。
鈴木もミス無く情感たっぷりに演じて、ＩＳＵ公認大会で初めて７０点台を出しました。
コストナーは流れるような演技で、誰よりも高い演技構成点で、最高得点を出した浅田に１．４２差とぴったりと付けてきました。
リプニツカヤも五輪個人戦の悔しさを晴らす７４点台を出し、ゴールドを含めて５人が７０点台に乗せるという凄い内容になりました。
さらには６０点に届かないと第３グループにも入れないという何ともハイレベルな戦いでした。
