ソチ五輪で男子シングルの出場枠を1つしか持っていないロシア。
国内選手権でコフトゥンが優勝し、プルシェンコが欧州選手権の欠場を表明したことで、代表争いが決着したようも見えました。
しかし、欧州選手権でコフトゥンが5位と惨敗。表彰台を逃しただけならまだしも、ロシア勢の最下位になってしまったことで事態が大きく変わってしまいました。GPシリーズで結果を出しファイナルに進出したことも、プルシェンコを破ってロシアチャンピオンになったこともアドバンテージにならなくなりました。
結果、プルシェンコを対象にした滑走会を開くことになったようです・・・。
選考基準を『総合的に』という曖昧な表現にしていたことが、混迷を引き起こしたとしか思えないです。
この状況を見るに、コフトゥンかプルシェンコのどちらか、ということなのでしょう。
ロシア選手権3位、欧州選手権2位のヴォロノフでも良いような・・・。
いずれにせよ、誰を選んでも遺恨が残る結果になると思います。
そして、選ばれた方には、とてつもないプレッシャーがのしかかりそうです。