全日本選手権 男子SP

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五輪代表争いの所謂6強の戦いは、町田の会心の演技が口火を切りました。
GPファイナルの失敗を見事に克服した素晴らしい演技でした。
これに無良が続くか、と思いきや、コンビネーションジャンプを入れられないという致命的なミスをしてしまいました。しかも、表彰台が必須なのに3位とは約20点差です。代表争いから脱落してしまいました。
織田も4回転が3回転になるミス。そのためにコンビネーションジャンプのセカンドを2回転にせざるを得ず、点数を伸ばせませんでした。

最終グループに入って、まずは羽生。どこか余裕さえ感じられる悪感の演技でした。コンビネーションのルッツで斜めになりながら、セカンドのトゥループで立て直すという摩訶不思議なことまでやってのけました。本人は不満が残る出来だったようですが、大きなミスをしなかった結果、予想通りの100点超えです。ぶっちぎりで首位に立ちました。

直後の高橋は、羽生の演技に呑まれることはありませんでしたが、如何せん怪我の影響が大きかったです。ジャンプ2つで回転不足。スピンもひとつバランスを崩しました。転倒の1回。82点台の4位と出遅れた格好になりましたが、正直高橋だからこそ、この点数、この順位にとどまれたのだと思います。首位の羽生に遅れること0.30の演技構成点で救われました。
最後は小塚。ジャンプのオーバーターンが2つあったものの、回転は認められて、本人もビックリの90点超えです。3位に付けました。高橋の上には付けるだろうと思いましたが、90点いくとは思わなかったです(^^;)

2位の町田と3位小塚の差が約2.5点。そこから8点弱離れて高橋。さらに4.5点離れて織田ということになりました。
高橋と織田は巻き返せないことも無いですが、かなり厳しい状況になりました。
全てを決めるフリーの滑走順は、最終グループの1番滑走で羽生。ジュニアの宇野昌磨を挟んで、織田、高橋、町田、小塚の順。中々おもしろい順番です。多分、今日の順位のままでは終わらないと思います。

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この記事を書いた人

スポーツを観るのが好き
杜の都に棲息中
ベガサポでイーグルスファンで羽生結弦推し

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