浅田はトリプルアクセルがダブルになってしまうミスをしてしまいましたが、その後は上手くまとめました。ただ、ステップの後半辺りからバテてしまいました。さらにＵＲ４つにロングエッジ１つ取られて、点を伸ばすことは出来ませんでした。結局、ＳＰの順位を上げることが出来ませんでした。
その分を鈴木がカバーしました。着氷が乱れたジャンプがいくつかありましたが、大きなミス無く演じきって、パーソナルベストを大きく更新して、１位になりました。合計もさることながら、演技構成点で浅田を上回ったのは、本当にすごいことだと思います。
しかし、アメリカ勢の２人ともがこれまた素晴らしい演技をしました。ワグナーなど、演技中に髪がほどけるアクシデントがありましたが、動じないどころか、笑みを浮かべて髪を直して見せました。結局その後に完全にほどけてしまいましたが、仕草の自然さといったら、まるでそういう振り付けであったかのようでした。
チームとしての順位は、３位のままです。ですが、１種目エントリーしていない状態でこの結果は十分だと思います。
