実に苦しい戦いでした。
先制され追いかける展開がずっと続きました。
ただ、そんな中でも小刻みな継投をして、失点は1回につき1点まで、複数失点だけは食い止めました。
そして最大得点差を2点で止めました。これが良かったです。
逆に攻撃も追い上げるものの1点ずつしか取れない状態でした。
両チームともに守りあった状態でした。
ただ、育英はマウンドとライトを小刻みに入れ替える継投に翻弄されました。ランナーを出しても機動力はほとんど使えません。
スクイズや盗塁の失敗もありました。
正直、リードされていたこともあって敗色濃厚でした。
それが一変したのは7回でした。
連打と四球で無死満塁の大チャンスを作り、1つアウトを挟んで押し出し四球が2つ。これで同点に追いつきました。
さらに犠牲フライで1点。初めてリードを奪うことが出来ました。
ただ、ここで一気呵成にさらなる追加点が取れなかった辺り、明秀日立もさすがです。
育英はこの1点のリードを辛くも守り切って準々決勝進出を決めました。
本当にハラハラしましたが、良い試合でした。