仙台育英が男女同時優勝を果たしました。
女子が2年ぶり、男子が12年ぶりの優勝でした。
どちらも強い勝ち方でした。
目次
女子
1区で1位で襷を渡し、2区で順位を落としたものの、3区で再び首位に返り咲いてそのままゴールまで押し切りました。
勝因は留学生2人に抜かれたもののトップと6秒差で粘った2区だと思います。
記録は1時間7分丁度です。この好記録を留学生なしに出したのがすごいです。2区が区間3位、5区が区間2位でしたが、上位はいずれも留学生です。残りの3区間は区間賞でした。つまりすべての区間で日本人最速で走ったことになります。チームとしての力がものすごくあったわけです。本当に素晴らしいです。
男子
トップとは一時1分以上離されてしまいましたが、4区5区で少しずつ差を縮め、6区の留学生が区間新をたたき出して一気に差を詰めました。
そして最終区はトラック勝負にもつれ込み大逆転で優勝を決めました。
相手の様子をうかがい仕掛けどころを見極め、勝負をかけた1年生アンカーの冷静さが光りました。
2時間1分32秒の優勝タイムは学校記録タイです。
そして8位のチームまでが2時間3分を切っています。すごい時代になったものです。