白河の関の前に大阪桐蔭が立ちはだかっていました。
大阪桐蔭は強かったです。
勝って当たり前のプレッシャーをはねのけて勝つ。何点リードしていても次の点を取りに行く貪欲さ。えげつないほどの強さでした。
そんな相手は記録に残らない小さなミスでもしてしまったら、容赦なくそこをついてきます。
地方大会、そして甲子園を一人で投げてきて疲れも溜まっているだろうエースに抑えることは出来ませんでした。
結果として大差をつけて大阪桐蔭が史上初2度目春夏連覇という偉業を成し遂げました。
東北勢が決勝に駒を進めたのは今回が9回目です。またも悲願を果たすことは出来ませんでした。
100回大会での悲願達成は、この上ないドラマティックな展開だと思いましたが、やはり甲子園はきびしいです。
東北勢の決勝の勝利率はゼロです。対して大阪桐蔭は決勝の勝利は100%です。データ通りといってしまえばそれまでですが・・・。