悲願の白河越え達成!!!
何度も跳ね返されてきた白河の関がようやく開きました。
結果からすると点差が付きましたが、両チームとも持ち味を存分に発揮した良い試合でした。
勝負の分かれ目となったのは、5回表と7回裏。
育英が1点を先制した直後の5回表。
ノーアウトのランナー出してしまいました。さらにヒットを打たれて無死1、2塁。
次のバッターはピッチャーゴロで、2塁ランナーをまずアウトにしました。その後は併殺打で打ち取りました。
下手をすると大量点になりかねない場面を無失点で切り抜けたのは大きいです。
5回裏にも追加点を取りましたが、6回表に1点を返されました。
そして観客が下関国際よりになりました。
そんな状況下の7回表。
死球で出た先頭打者をタイムリースリーベースで返し1点を追加しました。
さらに四球と死球で1死満塁に。
ここで1点追加できるかどうかが勝負に大きく作用する場面でした。
そこで飛び出しのたが、何と満塁ホームラン。
今大会チーム初ホームランがまさかの満塁ホームランです。
しかも打ったのが、去年6月に選手生命が危ぶまれるほどの病気をし、今年6月にようやく全体練習に復帰し、県大会はベンチ外、2、3回戦は代打で結果を出し、準々決勝からスタメンを勝ち取った岩崎くん。
この試合は打てていなかったのですが、大きな場面で大きな仕事をしました。
これでマモノ化しそうになっていた観客が静かになりました。
ちなみにチーム本塁打なしに優勝したら、史上初の快挙だったみたいです。
投げては先発した斉藤くんが7回1失点の好投。
8回からは高橋くんが準決勝に続いて登板しました。
9回はまた観客がマモノ化しかかりましたが、ランナーを出しつつもゼロで抑えました。
自慢の5枚看板でしたが、2人しか使わずに107年の歴史の中で初めての栄冠を勝ち取りました。
仙台育英は盤石の素晴らしい戦いでした。
本当に本当におめでとう!!